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性感染症の検査方法はどのようなことをするのか?痛みや不快感はある?

2020年06月14日

病院や診療所で受診して性感染症の疑いがあると、病原体を特定するために検査が実施されます。検査方法は感染症の種類や性別によって違いがあり、医師の目視・採血・採尿・性分泌液の採取・のどの粘膜の採取・うがい液の採取、などが実施されます。不快感の有無については人によって感じ方が違うので何ともいえませんが、基本的に採血以外の検査方法は痛みを感じることはありません。

性感染症の検査で採尿が実施されるのは男性で、クラミジア感染症・トリコモナス症・淋病などの病原体の有無を調べます。男性がこれらの検査を受ける場合、尿で病原菌を洗い落とさないようにするために水分摂取を控えておくようにしましょう。

女性がクラミジア・淋病・トリコモナスなどに感染すると、病原菌は性器や子宮の粘膜に感染して炎症を起こします。女性器や子宮の粘膜に感染すると、病原体がおりものに含まれるようになります。そのため、綿棒などで膣の内部を拭っておりものや粘膜を採取します。基本的に医師が試料を採取しますが、病院によっては患者が自分で検体の採取をおこなう場合もあります。

医師が目視で検査をするのは、尖圭コンジローマや性器ヘルペスなどの皮膚疾患です。これらの感染症ははっきりとした病変が出現するので、医師が性器や肛門周辺を見たり、手で触れて判断します。医師に患部を見られたとしても痛みはありませんが、女性患者が男性医師の診察を受ける際は不快感を感じる可能性があります。

咽頭クラミジアや咽頭淋菌に感染した場合には、綿棒でのどの粘膜をすくい取るかうがい液を調べます。のどの粘膜をすくい取る際に不快感を感じる患者が多いので、うがい液を採取する方法を採用している病院が多いです。

B・C型肝炎や梅毒・HIVなどの感染症を検査する場合には、採血が実施されます。採血で用いられる注射針は予防接種や注射で薬を投与する場合と比べて太いので、針を刺す場所によっては痛みを感じる可能性があります。

病気の種類によっては胃や腸に内視鏡を挿入したり骨に穴を開けて骨髄液を採取することで、患者の負担が大きい検査方法が用いられるケースがあります。性感染症の検査では採血以外は痛みを感じるようなことがなく、患者の負担は軽いです。採血が実施されるとしても、採取される血液は職場などでおこなわれる健康診断よりも少ない量で済みます。

性感染症の検査は少量の体液・尿・血液などを採取するだけなので、短時間で終わります。採血以外は痛みを感じるようなことはないので、過度に心配する必要はありません。